子育て

発語ゆっくりの息子が、外国人夫の脅威となるまで

同じくらいに生まれた子が、2歳にもなっていないのにスラスラと話している・・・!

衝撃を受けると同時に、我が子は話す気が全くないことを心配し、焦りを感じるようになりました。

今回はそんな発語ゆっくりめの息子が、ペラペラとなり外国人夫の脅威的な存在となるまでの、

発語の成長記録を共有します。

結論 

3歳8ヶ月で言いたいことがスムーズに言えるようになり、

言葉の面では3歳10ヶ月で夫の脅威的な存在となりました。

下記で詳しく成長を追っていきます。

そもそもうちで話されている言葉

息子への声掛けは80%日本語、20%英語。

夫婦間は70%英語、30%日本語。

TVからは20%日本語、45%英語、35%オランダ語というなんともミックスな環境。

息子の頭は混乱しているのではないか?と思いつつも、

あまり私たちから意識的に言葉の環境は変えてはいません。

これが発語が進んでいなかった原因の一つでもあるかもしれませんが。。

2歳0ヶ月 指差しとブ〜で乗り切る

欲しいものや見せたいものを指差しで伝えることができましたが

話せる言葉はブーという赤ちゃん言葉のみ。

意味のある言葉の発語はゼロ。

2歳5ヶ月 バナナ、テレビと言った?

パパママよりも先にバナナやテレビと言った!BY主夫の夫

しかし私は一度も聞くことはできず、3日ほどで話すのをやめてしまいました。

まぐれだったのか・・・

その後も私たちが話している言葉を真似る素振りは見せず、

指差しで乗り切るまま。

しかしコミュニケーションを取ることはでき、

◯◯の絵本ちょうだい、ごはんだよという声かけの意味は

わかっているようでリスニングは◎。

2歳8ヶ月 数字を覚えてひらがなに興味を持ち始めた

まだ話はしませんが、何歳?と聞いたら指で2を示せるようになり、

数字の数え方を覚えてきました。

また、乗り物の絵本に載っていたひらがな一覧表や、

TV番組のひらがなの歌をもとに

本人やパパママの名前などを指差ししながら教えていたら

興味を持ち始めました。

それからひらがなを発見する度に指差しを始めたので、

セリアでひらがな板を購入。

びっくりするくらい毎日、一人でもそれで遊ぶようになりました。

そのおかげでひらがなの一文字一文字の音の聞き分けや形をマスターし、

自分や家族の名前を指差しできるようになりました。

2歳10ヶ月 パパママ等簡単な言葉が言えるように

私が産休に入り毎日一緒に過ごすようになったからか、

言葉を覚えて発し始めました。

まだ単語単語ではありますが、確実に前進!

私のことをママと認識し呼んでくれるのが嬉しくて、最初は涙が出ました。

が、ママに見せたい、ママに共有したいという時、事あるごとにママ連呼が始まり、

かわいいなぁと思いつつもストレスに。(笑)

今しか呼んでくれない、と自分に言い聞かせ、なあに?と反応するようにしています。

また、夫婦で英語で会話をしている際に、話の内容を理解し、

その関連のものを指さしたり持ってくるようになりました。

英語は話せなくても理解はしているんだとびっくり。

言えるようになった言葉:

パパ ママ ばあば だいーぶ(だいじょうぶ)おっはん(ごはん)パン ぶーぶ(くるま)

ポンプン(オランダ語でかぼちゃ)プーン(スプーン)

3歳1カ月 何かしらしゃべり続けているが何語でもない

ピダパーと言葉ではない言葉を連呼する。

そして彼のオリジナル手話が逆にすごい。

大きい、小さい、熱い、冷たい、お茶がほしい、丸いなどのジェスチャー。

他人からみたらどういう意味?というジェスチャーも、

ずっと一緒にいる親ならわかるってこういうことか、と理解(笑)

言えるようになった言葉:

ねんね あお 

3歳4カ月 ペラペラの同期を目の当たりにする

ついに幼稚園に入園。

自分の名前はまだ母音でしか言えない。

はい!も、はん!になる。

3歳は指で3、好きな食べ物は?と聞くとおにぎりポーズをする。

母としては心配でも、全身でコミュニケーションはとれるし、

たくさん吸収してきてほしいと思っていました。

まだ言えない音をリピートしてもらうために練習しようとしたら、

難しいのか悔しいのか泣くことも。

言えるようになった言葉:

てんてん(点々)、でも、だいじょうぶ、あ◯うえお(い以外)、もも、れもん、ぱうぱおー(パウパトロール)、だんぼ(だんご)

3歳5カ月 文章で言えるようになってきた!?

試しにひらがなをあから発音してもらったら、正答率50%になっていた。

さ行、か行、や行、ら行が難しいようで未だに言えない。

ママ・ぶーぶ・ほん(ママ、車の本読もう!)と3単語を繋げて言えるように。

また、トライしていないだけで実はいえる言葉が続々とでてきた。

言えるようになった言葉:

たぶん、バナナ、みんな、ポテト

3歳8ヶ月 発達相談と夏休みでの急成長

夏休みに入り幼稚園に行かない分、後退しないよう積極的に話すように意識した。

自分の名前やおはよう、元気?などの挨拶がスムーズに言えるようになり、

きちんと文章で話せるようになる。

そして語尾に「で」「な」を付けるなど、大阪弁にもなってきている。

言った言葉をそのまま真似してくれることが多くなった。

3歳半健診の時に予約させてもらった、市の発達相談へ行ってみた。

語彙力は2歳11ヶ月レベル、物を見て真似をする力は4歳児レベルという、

未熟な点と成長が進んでいる点が見えてきた。

言えるようになった文章例:

ママ、どのくるまがすち?

パパ、うでいたいね

これべんぶぱでる(ぜんぶたべる)

それあかんな

それたうで(ちゃうで)

いっしょにあそぼう

発音に間違いはあるものの、スムーズに話せるようになり、かなり前進!

よく1人で本やカレンダーを読みながら喋っている。

3歳9ヶ月 先生からも褒められる&なんで攻撃開始

夏休み明け。

1学期は「お・は・よ」と区切り区切り言っていたが、「おはよ」と流れるように言えるように。

おもちゃを片付ける時にも「これどこにおきゅ?」と先生に伝えられるように。

ほぼ「んー」で過ごしていた時期が終わり、言葉で伝えられるようになってきたことに先生方と感動。。

幼稚園ではお友達ができており、積極的に話す方ではないが簡単な受け答えができている。

言いたいことが言えるようになり、会話を成り立たせるためか、

ことあるごとに「なんで?」と聞いてくるように。

会話例

あ!ママ、ちょうちょ!

(母)わ、きれいだねえ

なんできれい?

(母)・・・んーヒラヒラしてるから?

なんでヒラヒラしてる?

とエンドレス。

3歳10ヶ月 外国人夫の脅威となる

言いたいことを言い、伝わる楽しさを覚えたようにスラスラと話せるように。

歌も歌えるし、言葉のキャッチボールもできるできる!

発音はまだ母音で話している感じがあるため、

母国語が日本語ではない夫は聞き取るのが難しいらしい。

そしてしまいには、

夫の知らない単語や夫がマスターするのに時間がかかった文法も覚えてきて、

夫がショックを受けているのがおもしろい。

言えるようになった文章例:

ママ、はいて(ズボン履かせて服着せてよー) 

パパ、ここであそんでもいい?

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りょうりしてくれて、ごはんつくってくれて、ありがとう

(父)て-form!? It took me 4 years to learn the grammar!(ショック)

※訳)〜てという言い方を学ぶのに僕は4年もかかったのに!

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おもちゃのちゃちゃちゃ

おもちゃのちゃちゃちゃ♪

(母)あ、その歌うたったんだね。

うん、せんせいがすずならしてた。

(父)すず?なに?

(母)bellのことだよ。Instrumentの。

(父)He already knows the word I don’t know……..(ショック)

※訳)もう僕の知らない言葉を既に知っているのか…

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おわりに

息子が赤ちゃんの頃から、この子とコミニュケーションが取れたらどんなに楽しいだろうか、

とワクワクしていた夢が、4歳を目前についに叶った気がします。

「ママ、いっしょにねんねしよ?」

「なんで?自分の布団あるよね?」

「ママのことすちだから」

そんなこと言われたら、狭くなっても、同じ布団で寝ちゃうよ。

同年齢の子と比べると、ゆっくりな成長で心配でした。

今でもまだまだスムーズさは負けますが、

息子自身に目を向けると、とても大きな成長を見せてくれています。

どうしても周りの子と比べてしまいがちですが、

人それぞれのペースがあり、本人は吸収する時間を多く取っていたんだなぁと

今はそう思えるようになりました。

おそらく残り少ない、ピュアな息子との会話を楽しみたいと思います。