ハプニング,  子育て

手術に至るまでが、こんなに難しいなんて

私の息子は生まれながら体に疾患があり、1歳2カ月になる頃、手術を予定していました。

が、2度も延期になってしまいました。

なぜ延期になったかというと、

入院当日、風邪をひいてしまったから。

それも、咳ゲホゲホの鼻ズビズビの明らかな風邪!というものではなく、

症状は微熱のみの軽いもの。

だからこそ延期になる度に、やきもきしてしまいました。

「手術は避けられない。だったら早く終わらせたい。」

という気持ちがあり、延期になる度に不安や焦りまで延長されるような、

そんな状態でした。

手術前入院当日(1回目)

前日まで何も問題がなく、当日朝起きて37.8度。

ええ?

2時間後、もう一度測ると37.3度。微妙~

ということで病院に電話すると一度来てもらって

診察して大丈夫であればそのまま入院しましょうとのこと。

胸の音、問題なし。喉もはれていない。

でもまだ37.6度。一応熱はある。

ということで鼻に綿棒のようなものを入れられ、

病原体検査を実施。

待つこと1時間・・・

パラインフルエンザのウイルス陽性発覚。

熱がなければ見逃していたような風邪のウイルスの一つらしいです。

当然のことながら風邪を引いたり他の病気があるうちは

入院・手術はできません。

手術を受ける際は全身麻酔をします。

風邪を引いていると、麻酔の最中に咳込んだり、

気管支けいれんを起こしたり、術後に喉がはれたりします。

こういったことを避けるために、

からだの調子が良い時に手術を受けるべきなのです。

手術のために息子の体調を万全の状態にしたかったので、

うちでは外食はもちろん、外出も控え、

ビタミンを多く取り入れた健康的な生活を心がけていたつもりでしたが・・・

まあこればっかりはしゃあない。

いつどこでもらってきたウイルスかも分からない。

夫がせっかく休みをとってくれたけど、しゃあないんや、、

と自分に言い聞かせ

子供が小さいうちは先の予定を立てにくいことを実感しました。

1か月後の旅行とか。なんなら1週間後のお出掛けも。

再度仕切り直して新たな手術日を調整してもらいました。

決まった日程は約1か月後。

2月は季節的に風邪を引きやすかったけど、3月となれば大丈夫かな?と思っていました。

花粉が飛び始め、鼻水じゅるじゅるウィークを過ごすも、手術前には回復。

手術前入院当日(2回目)

入院当日の朝。熱なし!元気にみえる!よし!!

ついに手術か、と緊張しながら病院に向かいました。

が!!!

ついて受付に提出する問診票にかくため体温を測ると・・・

37.5度。

胸がざわざわざわ。

車の中暑かったもんな?

眠たいからやんな?

上着を脱がせて再度測ると

まだ37.5度。

そのまま恐る恐る受付に出すとやはり指摘をされてしまいました。

「もう1回測ってみましょうか。」

オムツ替えをして着替えて再度測ると37.8度。

はい、やはり看護師さんに引っかかり診察をすることになりました。

まさに前回と同じパターンです。

病原体の検査をすると、ヒトなんちゃらウイルスが見つかり、要は風邪の一種でした。

わざとではないと分かっているけど

まるで手術から逃れようとしているような、

絶妙なタイミングで2度も風邪を引くわが子でした。

今回の経験で、元気そうに見えても微熱があれば

風邪ひいていることがある、ということも学びました。

この手を使って絶賛2カ月延期中。

さて、いつ手術を受けられるか?

受けられたら、また様子をレポートしようと思います。

大きくなったらこの話をしてあげるよ。