国際結婚,  手続き

オンラインで在留申請をしてみた感想

夫の在留期限が近付いてきた。

そろそろ申請しなきゃ、と検索をかけると、

いつの間にかオンラインで申請ができるようになっているではありませんか!

自宅から入管まで距離があり、子供がいる私たちにとっては大変有り難い方法。

今回は在留カード更新のオンライン申請を考えている方へ向けて、実際に行った感想を共有します。

まず結論

無事に更新でき、「5年」をいただくことができました。

時間を問わず申請できること、現地まで行かずに申請できること、

待ち時間がないことは楽ではありますが、

窓口で職員の方に相談できないこと、

書類が全てあるかその場で確認してもらえないこと、

審査が終わってからカードを受け取るまでの郵送のやり取りに時間を要したことから

不安と煩わしさも感じました。

総体的な時間としては、窓口申請に比べて、オンライン申請のほうが時間がかかったように思います。

そのため身動きが取りやすく、入管までそう遠くない方は

直接窓口で申請するほうが安心・シンプルかもしれません。

実際の申請〜受け取りまでの流れ

在留期限の3カ月前から申請が可能なので、うちは2ヶ月半ほど前に開始。

それまでに準備することは、

①(持っていなければ)申請人のマイナンバカードの準備

②PCに接続できるカードリーダー

③必要な書類を集め、PDFを取っておく

【必要書類】

・日本人配偶者の戸籍謄本(全部事項証明書)

・夫婦の課税証明書

・夫婦の納税証明書

・すべての預貯金通帳の写し

・夫の開業届の写し

・源泉徴収票の写し

・日本人配偶者の身元保証書 →サイトから印刷後手書きで記入し、それをPDFに

・日本人配偶者の住民票

・外国人のパスポートと現在留カードの写し 

・写真データ →スマホで撮って規定のサイズへ加工

※詳しい直近の情報は、出入国在留管理庁の公式サイトからご確認ください。

入管へ出向く場合は、紙のまま提出すればいいのですが、オンライン申請の場合は、

必要書類は全てデータにする必要があります。

コンビニや役所で必要書類を集めた後は、プリンターからスキャンをし、PDFにします。

そしてAdobeを利用し複数ファイルを一つのデータとして結合しました。

※申請を進めると分かるのですが、2025年1月時点では複数のファイルをアップすることはできないので、

結合し、10MBへサイズを収める必要がありました。

また、今回の申請分から夫が新たに個人事業主となったことから、許可されるか不安だったため、

通帳の写しや開業届の写しを見せることで経済的に問題がないことを示しました。

準備が整えば、過去に提出した申請書を参考にしながら、

公式サイトの在留申請オンラインシステムから申請。

今まで申請書に書いていた内容を順番に打ち込んでいき、提出。

その後顔写真、書類を順番に添付しました。

申請自体は約3-4時間かかりました。

※注意点

触らず置いておくとすぐにデータが消えてしまうため、小まめに右上の保存ボタンを押しておく!

申請して19日後

必要書類を追加で郵送するよう手紙が届く。

↓ 

申請して1カ月と5日後

審査完了の連絡メールが届いたため、交付手数料と旧在留カード、返送用封筒を簡易書留で入管に送る。

郵送して5日後

新在留カードが簡易書留で送られてくる。

以上をまとめると、申請してから新しい在留カードがもらえるまで約1ヶ月半かかったということになります。

実際にかかった費用

オンライン申請時にマイナンバーカードを読み込む必要があるため、

ICカードリーダが必要になります。

たまたま夫が自国で使っていたものがあったので、それを使うことができましたが、

市販のものであると約2000円〜6000円の初期費用が発生します。

また旧在留カードと手数料の収入印紙を送る郵送代として簡易書留で470円、

返信封筒に貼る切手代としてさらに470円、交付手数料で4000円がかかります。

もし出向いていた場合のうちからの電車代往復2回分を考えると、郵便代で済んだ分、

約1700円浮きました!

最後に

入管へ行く時間とお金を節約できた代わりに、

ストレスがあった今回のオンライン申請。夫は次回は窓口へ行くそうです笑

申請を考えている方の参考になれば嬉しいです。