国際結婚

国際結婚した私の名字

私は悩んで悩んで夫婦別性でいくことに決めました。

決めるまで、色々悩みました。この結論に至った理由は以下の通りです。

1.日本に長期的に住むつもりであること

2.手続きに労力と時間をかけたくなかったこと

3.誰が何と言おうと夫婦であることには変わりないこと

私も結婚するまで無知でしたが、日本で国際結婚をして入籍する場合、

特別な手続きをしなければ、夫婦別性になります。

(日本人同士でも強制ではなく名字が選べたらいいのになぁ)

もし相手の姓を名乗りたい場合、婚姻から6か月以内であれば、

戸籍法第107条2項の届をすることで、可能になるそう。

また、6か月を過ぎてしまった場合でも、裁判所の許可を得て、外国人配偶者の姓へ改姓することができるらしい。

そのため、やっぱりどうしても夫の姓を名乗りたい!という日が来たら、

手続きさえしたら変えることもできる、というオプションがあることは名前を決める上で安心感に繋がっているかもしれません。

下記では理由をもう少し深堀します。

日本に長期的に住むつもりであること

私たち家族は日本に長く住むつもりで、今のところ移住計画はありません。

そうなれば日本語名の方が何かと便利。

名前を聞き返されることがなく、仕事をする上でも名前に変化はありません。

また、将来子供が学校に行くようになっても疎外感がなく馴染みやすいのでは?と考えました。

手続きに労力と時間をかけたくなかったこと

国際結婚をすると、追加の手続きが何かと多いのです。

まずは入籍をしてから配偶者の在留資格の取得。

詳細はここでは割愛しますが、これまた大変でした。。

名字を変えるとなると、まずは役所へ行き、その後銀行や職場、パスポートやら氏名変更の手続きが必要になります。

もし本当に相手の姓を名乗りたいのであれば、全ての手続きはやるしかありません。

しかし私は名前について特にこだわりがなかったので、手続きの手間のほうを避けることに決めました。

名字が違っても夫婦であることには変わりないこと

これはつまり気持ちの問題。夫婦なんだから名字は一緒じゃないと。

そういう価値観の人もいると思います。そういう人は同じ姓にしたらいいと思います。

うちでは、夫婦だけど名字はちゃうねん。それだけです。

名字が違っても夫婦の関係性、家族の関係性には何も影響がありません。

ベルギーでも夫婦別性が一般的で、夫の両親も夫婦別性だったので、余計に受け入れやすかったのだと思います。

名字が違うことで家族になった感がないか、といったらそうでもありません。

それよりも、入籍した事実が夫婦になったという気持ちを作ってくれました。

まとめ

名字は名乗るものですが、見かけとしての要素が大きいと思います。

夫婦別性だと、結婚したことは名前だけでは分からないので、

古い知り合いからは独身だと思われることがあります。

逆に外国人配偶者の名字を名乗ると、外国人だと思われることもあったり。

夫婦別性でいくか悩んでいる方は、

①今後どこで住むつもりなのか

②自分が名乗りたい名字と、人に見られたい名字とは?

この2点を基準に考えてみてはいかがでしょうか。

個人的な意見ではありますが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。